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(回答先: Re: ダイエーの“突然死”が銀行への公的資金投入機会に? 投稿者 あっしら 日時 2002 年 1 月 09 日 15:14:32)
債務の株式化・・・アホですかね。債務の株式化には確かに転換社債という例もありますが、こんな寝言を銀行が聞いたら、銀行経営者は株主代表訴訟を起こされますよ。
貸付金でしたら、ダイエーが逝っちゃっても担保に取っている資産の売却や会社の法的整理が済んだ段階で一部が戻ってくることもあるかもしれませんが、当分配当すら望めない株に転換して、その会社が逝っちゃった場合、株は紙くずですよ。株主は出資額の限度で有限責任を負うのですから。あと、銀行が持ち合い株の売却を進めている理由は、銀行経営が株価に左右されないようにするという目的があります。株に転換して株価が下がったり、万が一逝くことにでもなれば、貸し倒れ引当金や貸し倒れ損失の変わりに有価証券評価損を営業外費用もしくは特別損失に計上しなければなりませんから、同じことです。
利子負担を軽減できる(株に転換すれば、別に配当金は無配にしてもいいのだから)ダイエーにしかメリットがある話でしかありませんね。