★阿修羅♪ 国家破産5 ★阿修羅♪ |
米国系のメリルリンチ日本証券は9日、個人向け営業部門の社員1700人のうち約1200人を削減する方針を決めた。国内28店舗も東京、大阪など8カ所に集約する。同日午後、社員に通知し発表する。同社は破たんした旧山一証券の社員約2000人を引き継いで1998年に個人営業を開始。顧客の預かり資産を増やす米国型の手法を導入したが、年間200億円を超す赤字が経営を圧迫し、業務縮小を迫られた。
メリル日本の個人部門は投資相談に応じるフィナンシャル・コンサルタント(FC)、営業事務担当者がそれぞれ約850人という陣容。今回のリストラではFCを550人減らして300人体制にするほか、事務担当者は200人まで絞り込む。6月末をメドに実施する。勤続期間に応じて給与の12-18カ月分を退職金に加算するほか、再就職も支援する。
国内28カ所に展開している個人向け店舗は20店を閉鎖。採算ラインに乗っている札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、高松、福岡、熊本の8店舗に集約する。