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【ブエノスアイレス8日=本間圭一】
アルゼンチンの中央銀行は8日、昨年12月21日から続けている銀行の外貨取引停止措置を9日まで延長することを決めた。地元メディアは、延長理由について、ペソをドルに換金する動きが広がっているため、ペソ急落に歯止めをかけるためと伝えている。
レメス・レニコブ経済財政相は6日、1ドルを1ペソとした兌換(だかん)法を廃止し、1ドルを1・4ペソに固定する新たな通貨レートを発表したが、市中では、一層のペソ下落を見越して、1ドルが1・5―1・6ペソで売買されている。
一方、ホルヘ・トデスカ副経済財政相は8日、地元ラジオに対し、先月から継続している預金引き出し規制について、給与などの口座に限り、月1000ペソから月1500ペソに緩和することを明らかにした。引き出し規制の緩和は一両日中に実施される見通しだ。
(1月9日11:33)