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訪米中の竹中経済財政担当相は、日本経済が目先停滞するとし、金融セクターにはダウンサイドリスクが予想される、との認識を示した。
エコノミストの団体に述べたもの。
同相は、「特に向こう3~6カ月は、銀行の不良債権や企業セクターのバランスシート調整の問題といった形などで、日本経済にダウンサイドリスクが予想される」と述べた。
同相は、近い将来に発表される日本政府の中期的な経済見通しでは、あまり急ピッチではないものの、経済成長の回復が予想されていることを明らかにした。
同相は、「今後2年前後は、非常に激しい調整局面を迎えるとみられ、この期間の成長率は、おそらく0~1%という比較的低い水準となるだろう」と指摘。「しかし、その後は、およそ2%の成長が再開する見通しだ」と述べた。
また、昨年9月11日の米同時多発テロの日本経済への影響については、依然として不透明だ、との認識を示した。
ただ同相は、「根本的に、日本含めた大半のアジア諸国は、米国の経済動向に大きく左右される。したがって、非常に注意深く見守るべき問題である」と述べた。