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(回答先: 竹中担当相:公的資金再注入、事実上公約 米財務長官らと会談〔毎日新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 1 月 08 日 12:44:50)
【ワシントン7日=吉次弘志】
訪米中の竹中平蔵経済財政担当相は7日、ワシントンで米政権幹部と相次いで会談、会談後に記者団に対し「米側からは不良債権問題の解決を期待するとの意向が示された」ことを明らかにした。不良債権処理に伴う公的資金の再投入に関しては「必要があれば投入するとの日本の方針を米国も十分理解している」と述べ、米側との見解に差はないとの認識を示した。
竹中経財相は7日、ハバード米大統領経済諮問委員会(CEA)委員長、リンゼー大統領補佐官、オニール財務長官とそれぞれ会談し、日本経済の現状と展望などについて意見交換。その後、米エコノミストらを対象に講演した。同相は講演後の質疑応答で今年4月からのペイオフ(定期預金などの払戻保証額を元本1000万円とその利息までとする措置)解禁に触れ、「予定通りだ」と強調しながらも、「(経済の)下降リスクが顕在化するような場合には再考もあり得る」とも述べた。不良債権の金額などを巡る日本政府と市場の認識に差があることを認めたうえで、金融危機などを念頭に置いた柔軟な対応を示唆したといえる。