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(回答先: 02年の米経済は01年を上回ると楽観している=ブッシュ大統領[ワシントン 7日 ロイター] 投稿者 sanetomi 日時 2002 年 1 月 08 日 09:04:45)
ワシントン滞在中の竹中平蔵・経済財政政策担当相は7日、ハバード米大統領経済諮問委員会(CEA)委員長、リンゼー大統領補佐官(経済担当)、オニール財務長官と相次いで会談、日米経済問題について意見交換した。
米側は日本経済が深刻なデフレ下にあるとの認識を深めており、「デフレ下でどのように構造改革を進めることが可能か」(ハバードCEA委員長)と、具体的な説明を求めた。これに対して、竹中経財相は「どの国もかつて経験したことのない問題であり、試行錯誤を繰り返しながら進めるしかない」と応じた。
米政府は日銀の独立性尊重し、金融緩和で注文せず
デフレ対策について、竹中経財相は「日本銀行が昨年3月にゼロ・インフレになるまで金融緩和を続けることを公約として決めており、私としてはそれに期待している」と米側に説明した。竹中経財相によると、日米政府とも中央銀行の独立性を尊重しており、米側から特に金融緩和で要請はなかったという。
また、オニール財務長官は日本の潜在成長力が高いはずだと指摘、竹中経財相に説明を求めた。これに対し、竹中経財相は「本来の潜在成長を引き出すためにも構造改革が必要になっている」と答え、米政府の理解を得たという。米側は、日本の構造改革について、「事前に予想していた以上に強い支持を表明、特に注文をつけなかった」(竹中経財相)という。
米政府は経済見通しを上方修正
また、米国経済の先行きについて、竹中経財相が説明を求めたのに対し、米政府側は経済予想を以前に比べ上方修正したという。竹中経財相は8日、ゼーリック米通商代表部(USTR)代表と会談したあと、記者会見し、次の訪問先のニューヨークへ向かう。