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アルゼンチンのレメス経 済財政相は6日、同国通貨のペソ切り下げなどの経済対策について次の通りコ メントした。
◎アルゼンチンの財政状況について:「周知の通り、またドゥアルデ大統領が語った通り、アルゼンチンは破産状態にある。日ごとに(経済)活動が収縮していく。実のところ、われわれの経済は崩壊したのだ」
◎対外債務について:「2月初めから対外債務の再編と国際機関との関係についての交渉を再開する。ただその前に、われわれにとって最善策となる経済政策を定義づけしたい。同様の状況にあったほかの国が行ったのと同様の措置を講じたいと考える」
◎金融政策について:「われわれは金融、財政、外為政策といった典型的な経済政策を再び講じられる時代に戻りたい。アルゼンチンが何年間も避けてきた構造改革の土台作りが必要だ。基本的なことは危機を打開、反転させることだと理解している」 「今後数週間内にわれわれが定義する2番目の事柄は金融政策だ。われわ れは中央銀行が最後の貸し手となれるように中銀の立場を改革する。同時に規制も設定する」
◎予算について:「1月第3週に新たな予算を提出する。財政均衡を目指した緊縮予算になるだろう。財政均衡と首尾一貫した金融政策により、新たな為替相場を管理してインフレを防ぐことが可能になろう」
◎為替相場について:「財・サービスの輸出や資本移動などを対象とした公定レートを設定する。 (海外)旅行などのために外貨を買える自由市場も設定する。為替相場は維持する。目標は変動相場制の実現だ」
◎預金引き出し制限の緩和について:「実現の可能性は高い。公式な決定は翌日(7日)になるだろう。ただし、第1段階の動きであることは確実だ」