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(回答先: 日銀総裁、外債購入に消極姿勢・衆院委〔日本経済新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 12 月 13 日 15:11:28)
日銀の速水優総裁は13日の衆院財務金融委員会で、日銀がデフレ解消のため外債を購入すべきだとする議論について、「円資金の供給手段としての必要性がどれくらいあるのか。為替介入との関係をめぐる法律上の課題も極めて多い。法律で認められない以上、難しい問題と思っている」と述べ、法的に困難との考えを示した。速水総裁が外債購入に否定的な見解を明らかにしたのは初めて。
速水総裁は「日銀法上、為替相場の誘導を目的とするオペレーションを日銀が独自に行うことは認められていない」と指摘。日銀の外債購入は為替介入に等しく、介入の決定権限は財務省にあるため、日銀として独自の判断はできないことを強調した。
一方、塩川正十郎財務相も「日銀に外債を買ったらどうだと言った覚えはない。日銀が為替介入と疑いをもたれることは避けた方がよい」と述べ、否定的な見方を示した。伊藤公介氏(自民)、海江田万里氏(民主)の質問に答えた。
邦銀などが保有する米国債を日銀が購入すれば、「量的緩和と円安誘導の一石二鳥で、デフレ解消につながる」との期待が自民党や金融関係者の一部に強く、日銀の対応が注目されていた。 【川口雅浩】
[毎日新聞12月13日] ( 2001-12-13-20:48 )