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金融庁が第二地方銀行の中部銀行(本店静岡市)に対し、銀行法に基づく早期是正措置を発動したことが5日明らかになった。同行は金融検査で不良債権の追加処理を求められ、2001年9月末時点の自己資本比率が、国内業務行の健全性の目安となる4%を割り込み、3%前後になったとみられる。銀行への同措置の発動は、01年12月の福島銀行以来となる。
中部銀は不良債権処理で弱体化した財務基盤を強化するため、3月末までに取引先企業を引受先とする第三者割当増資を実施する。また、リストラの強化も行う方針。金融庁は検査で、同行に不良債権に対する引当金の積み増しを求めたもようだ。この結果、中部銀は11月に発表した01年9月中間決算を下方修正し、最終損益が黒字から赤字転落したとみられる。