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(回答先: アルゼンチン、ドル固定に代わる新通貨制度の検討開始 投稿者 sanetomi 日時 2002 年 1 月 03 日 22:12:28)
【ブエノスアイレス3日共同】アルゼンチンの地元各紙は3日、ドゥアルデ新政権が、1ドル=1ペソを保証する現行制度の撤廃に伴い、ペソをドルに対し30―40%切り下げ、1ドル=1.30-1.40ペソとし、90日間は交換率を固定すると報じた。
レメス経済相が4日に通貨切り下げなどの経済政策を発表するが、ブエノスアイレス市内では既に、輸入品の家電製品や医薬品、化粧品などが20―30%の幅で値上がりする動きが出ており、インフレ再発が懸念されている。
地元紙によると、新政権は切り下げ後、ドル、ユーロにブラジルの通貨レアルを加えた通貨バスケットとペソとの変動相場制の導入を検討しているという。
昨年12月からの預金引き出し制限措置に関しては、今後残高に応じて6カ月間から3年間延長し、その間の年利を2%とする方策が検討されている。ドル預金はドルで払い戻すとの方針は維持している。不動産や自動車のローンなどドル建ての金銭貸借契約については、ペソ化するとともに、債権者には国債で1ドルにつき0.30-0.40ペソを補てんすることになるという。