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アルゼンチンのドゥアルデ新大統領が、顧問団の言及どおりに最高30%のペソの切り下げを実施することになれば、一部の国内企業は、大・中小企業ともに、経営破たんに追い込まれる可能性があるという。
同国では債務の80%がドル建てとなっている。
ブエノスアイレス郊外で小規模な貴金属店を共同経営するオズワルド・ヘルナンデス氏は、「非常に簡単な話だ。大きな問題に陥っている。われわれの売上高はペソによるもので、債務や資材費などはドルで支払っている。既に瀬戸際にあり、これ(通貨切り下げ)は終わりを意味する」と述べた。
一部の輸出業者は、ペソ切り下げにより恩恵を受ける可能性があるとしているが、同国の輸出が国内総生産(GDP)に占める割合は8%程度に過ぎず、こうした利益を得る企業の数は限られている。
鉄鋼メーカー、アシンダル