★阿修羅♪ 国家破産5 ★阿修羅♪ |
個人による普通預金など流動性預金への資金の預け替えが進み、4大銀行グループの残高は昨年12月15日までの2カ月半で4兆1000億円増と急増した。定期預金などの払戻保証額を元本の1000万円とその利息までとするペイオフが4月から凍結解除となるのをにらみ、解除後1年間は全額保護が続く普通預金にシフトさせているため。低金利でほかに有利な金融資産が乏しいことも加わり、この傾向が続く見通しだ。
個人が4大グループに預け入れている流動性預金の大半は普通預金で、前年9月末の総残高はおよそ42兆円(三菱信託銀行は除く)。大手銀行筋によるとこの残高は10-11月の2カ月でも1兆2000億円増えた。前年の同じ期間では逆に1000億円のマイナスで、今年の伸びが際立っている。満期を迎えた定期預金を流動性預金にしているほか、流動性預金の中でもペイオフ凍結解除後は保証額が1000万円とその利息までとなる貯蓄預金は残高が減少傾向。これを補ってさらに上乗せする形で普通預金が膨らんでいる。