★阿修羅♪ 国家破産5 ★阿修羅♪ |
厚生労働省は、深刻化する雇用情勢を受け、業務時間を延長する公共職業安定所(ハローワーク)を今月から全国19か所に広げる。また、サービス内容を拡充した「大都市圏就職サポートセンター(仮称)」を東京、埼玉、大阪の都心部に新設し、広域の就職情報を提供する。完全失業率が過去最悪の5・5%となる中で、都市部を中心に増え続ける求職活動のニーズによりきめ細かく対応するのが狙いだ。
ハローワークは、全国に478か所(出張所含めると615か所)ある。通常は午前8時半から午後5時まで業務を行い、祝日は休業しているが、失業者が増えたことから、現在は、東京と大阪の5か所に限定して午後7時まで業務時間を2時間延長し、土曜日も午前10時から午後5時まで開庁している。
しかし、雇用情勢は悪化する一方で、厚労省は、昨年秋の総合雇用対策でハローワークの業務時間延長が決まったことを受け、1月から順次、札幌や仙台、福岡など全国の主要都市の14か所のハローワークでも時間延長と土曜開庁を始めることにした。
就職サポートセンターは、通いやすい駅前に開き、隣接都府県の広域情報も入手できるようにする。また、心理カウンセラーを配置し、利用者に配慮した個室での相談にも応じる。