★阿修羅♪ 国家破産5 ★阿修羅♪ |
2002年の政局は、経済財政運営などをめぐり小泉純一郎首相と与党との路線対立が一層激化し、経済情勢をにらみながらの展開となりそうだ。
首相は02年度予算編成や特殊法人改革などで与党を押し切り主導権を握ったが、日本道路公団の民営化や政府系金融機関改革、医療制度改革など結論を今年に持ち越した課題が多い。政権発足後、株価や失業率、成長率など経済指標は悪化しており、高い内閣支持率が継続する保証はない。「聖域なき構造改革」路線が文字通りの成果を出す必要性に迫られている。
首相のトップダウン手法への不満は与党内にうっせきしており、大手企業の破たん続出や金融不安の事態になれば首相の求心力は一気に低下、与党内の「反小泉」の動きが活発になり政局が流動化しかねない。