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12/31 16:27 アルゼンチンの亡霊が迫る 英経済紙が日本を懸念 外経42
【ロンドン31日共同】英国の経済紙フィナンシャル・タイムズ
は三十一日付の社説で、小泉純一郎首相が二○○二年に経済問題に
すばやく対応しない限り「(経済が破たんした)アルゼンチンの亡
霊が(日本にも)気味悪く迫ってくる」と日本経済に対する深い懸
念を表明した。
「金融界には今ぞっとするジョークが出回っている。日本とアル
ゼンチンの違いは何か。答えは五年間」。こんな刺激的な書き出し
の社説は「小泉首相が直面している巨大な問題はアルゼンチンと同
様にデフレ、債務、成長率の低迷だ」と指摘。
小泉政権の課題として、構造改革とデフレ対策を調和させる金融
・財政運営、金融部門の厳しさに対する認識、金融部門の開放の三
点を挙げた。
社説は、最近経営破たんした第二地銀の石川銀行を例に、こうし
た銀行の破たんはさらに増える可能性があり、そうした恐れからく
る国民の不安がシステム全体の危機につながりかねないと警告。
「この数年間に不良債権は増え続けているのに、日本の銀行経営
陣は一九九○年代の教訓をほとんど学んでいない」と批判した。
(了) 011231 1626
[2001-12-31-16:27]