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【カイロ28日=大西康之】石油輸出国機構(OPEC)は28日、カイロ
で臨時総会を開き、日量150万バレルの減産を決めた。ロシアなどO
PEC非加盟の主要産油国は日量約46万バレルの減産計画を打ち
出した。米同時テロ後の原油価格下落に危機感を強めるOPECと非
加盟国が協調、世界の原油需要の約3%を減産する。各国が生産枠
を順守すれば価格は上昇する見通しだ。
減産開始は2002年1月1日で、6月末まで継続する。OPECが減産
を決めたのは今年4度目。OPECは今年3度の減産で生産枠を日量
350万バレル減らしており、減産は年初に比べ日量約500万バレル
に及び、OPECの生産枠は過去最低に近い日量2170万バレルにな
る。OPECは11月の臨時総会で「非加盟国が日量50万バレルを減
産した場合に限り、OPECも150万バレルを減産する」と決めた。ロシ
ア、ノルウェー、メキシコなどの主要非加盟国は計46万2500バレル
の減産計画を打ち出した。非加盟国の減産計画はOPECの条件を
満たしていないが、サウジなどは非加盟国の協調姿勢を評価した。