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中国の福建国際信託投資公司(FITIC)が日本の債権者に140億円の債務免除を要請していることが中国の新華社の報道で明らかになった。情報源は明示していない。
FITICは96年7月に発行額140億円の第5回サムライ債を発行した。今年7月には、代表社債管理会社を務めるあおぞら銀行に振り込む2億8700万円の利金の入金が遅れた。次回の利払日は1月24日。
FITICは新華社の報道についての事実確認を拒否した。FITICの広報担当者は匿名で「銀行に協議に応じるように打診した」と述べるともに、「どのように次回の支払いを処理するか話し合うつもりだ」と語った。関係している日本の銀行名は明かさなかった。