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米系格付け会社のムーディーズ・イン ベスターズ・サービス(ムーディー
ズ)は28日、大手邦銀が発表した2001年 9月中間期決算を受けてリポートを発表した。その中で、各行が自力
での生き 残りや体力回復に向けて、信頼性あるシナリオを作れる可能性がますます低下 していることを示唆
した。
日本の銀行の2001年9月中間期決算によると、2002年3月期には、大手銀 行全体で約6兆4000億円の信用
コストが発生する見通し。これは業務純益の合 計額の約1.6倍に相当し、銀行に残された今後の戦略上、財務
上の選択肢は限 られてきた。
ムーディーズは、多くの邦銀による大規模な戦略上の決定は、邦銀システ ムの将来の方向性と、個別銀行ベ
ースでの戦略の自由が一層狭まったと分析し ている。邦銀は財務内容の問題を自力で解決しようとしてい
る。だが、現在の ところその成果が極めて限定的なものとなることは明らかで、市場要因による 一層の圧力
を回避するためには、システミック・サポートの継続が必要、とみ ている。