★阿修羅♪ 国家破産5 ★阿修羅♪ |
日銀は、石川銀行に対する日銀特融をきょうの政策委員会で決定した、と発表した。
日銀は28日午後5時45分、石川銀行の破たん申請に関連して速水総裁の談話を発表した。この中で、「石川銀行の金融整理管財人による管理が終了するまでの間、同行に対し業務継続に必要な資金を供給する方針を、本日の政策委員会で決定した」としている。
日銀筋によると、今回の決定にあたり、日銀は、システミックリスク顕現化のおそれ、資金の必要性、モラルハザードや経営陣の責任、日銀の財務の健全性−−の4原則を満たしていると判断。特融は28日以降、いつでも可能な状況になっており、必要な資金を過不足なく供給していく方針だという。
また、日銀筋は、石川銀行に対する日銀考査の状況について、2年前の1999年12月に実施したことを明らかにした。その際の状況について、同筋は、「資産内容がきわめて厳しい状況にあることは明確に認識していた」と述べた。このため、不良債権処理や自己資本の増強を強く促していたという。