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全国地方銀行協会が12日発表した地銀64行全体の9月中間決算状況に よると、株式含み損の処理や不良債権処理額の増大で、経常損益、最終損益とも赤字に転落した。中間決算の赤字は初めて。不良債権総額は10 兆3534億円で3月末に比べ5165億円増加した。
業務純益は国債関係損益や手数料収入は増加し、前中間期比371億円増の6882億円となった。ところが、不良債権処理が6408億円と前年同期 を上回ったうえ、時価会計の導入に伴い、株価の含み損2386億円減損処理したことなどから、2065億円の経常赤字、2559億円の最終赤字と なった。
注目されている要注意先債権への引当率(51行ベース)は3・5%。個別では最終損益ベースでの黒字行は53行、赤字行は11行となったが、黒字額はわずかな規模だった。 【藤好陽太郎】
[毎日新聞12月12日] ( 2001-12-12-21:24 )