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【ブエノスアイレス26日=京屋哲郎】アルゼンチンのロドリゲス・サア新政権が、ペソ、ドルに並ぶ「第三の通貨」として来年1月上旬にも発行する特別国債「アルヘンティーノ」を、国債の形ではなく、一般通貨として流通させるよう検討していることが26日、明らかになった。同政権のロドルフォ・フリヘリ財務長官が同日、地元メディアなどに明らかにした。
地元有力紙クラリンなどによると、アルヘンティーノは、発行当初はドル、ペソなどと等価とするが、ドルと1対1に固定しているペソと異なり、ドルとのペッグ制は取らずに自由変動制とする方向だ。
フリヘリ財務長官は、「将来的にアルヘンティーノの価値が下落することも容認する」としており、実質的に貨幣価値の切り下げにつながるとの期待を表明した。
また、現在、引き出し額が制限されているドル、ペソと異なり、アルヘンティーノには引き出し制限は設けない。