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竹中平蔵経済財政担当相は25日の閣議に、日本経済の「決算書」に当たる2000年度の国民経済計算を提出した。資産から負債を差し引いた国全体の正味資産である「国富」は、2000年(暦年)末時点で前年末を0・6%下回り3年連続で減少し、2973兆円となった。国富が3000兆円の大台を割るのは2年連続。減少は国富の半分以上を占める土地の価格下落が続いた上、景気低迷で製造設備など他の資産項目が伸び悩んだため。国富はバブル崩壊が始まった1990年末から581兆円減っており資産デフレが侵食した格好だ。土地資産額は前年末より76兆円減って1534兆円だった。90年末の2454兆円に比べると10年間で4割近い920兆円減った。