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(回答先: 国債相場が暴落=アルゼンチン 【サンパウロ24日時事】 投稿者 sanetomi 日時 2001 年 12 月 24 日 23:49:24)
【リオデジャネイロ24日=共同】
アルゼンチンのロドリゲス暫定政権は、特別国債を「第三の通貨」として本格的に流通させ、通貨ペソのドルに対する実勢レートの下落を容認し、痛みの少ない通貨切り下げの軟着陸を模索している。地元紙のクラリンが二十四日報じた。
同紙によると、特別国債は、既存の国債や州債と違い、政府に買い戻しの義務がなく、事実上通貨として流通する。名称はアルヘンティナ(スペイン語でアルゼンチンの意)が有力で、発行規模は当初、百億米ドルにのぼるという。
アルゼンチンの兌換(だかん)法は、一ドル=一ペソを維持するため、ペソの増発には同額のドルの外貨準備を求めている。ドル準備の裏付けがないまま「第三の通貨」として特別国債を発行すると、その残高に応じてペソは下落するが、アルゼンチン政府の経済ブレーンによれば、静かに下落し「洗練された切り下げ」になるという。
同国では、ブエノスアイレス州が九月から州債(パタコン)で公務員給与の一部の支払いを始めている。コルドバ州などが追随し、今では政府も地方交付金を全州統一の債券(レコプ)で配分、既に総額二十八億ドル相当が出回っており、外貨が減少する状況下で、公債による支払いが増えている。