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政府は24日午前の臨時閣議で、2002年度一般会計予算と、財政投融資計画の政府案を決定した。一般会計の総額は、財務省原案と同じ前年度当初予算比1・7%減の81兆2300億円で、2年連続の減額予算となったほか、政策的経費である一般歳出も同2・3%減の47兆5472億円と4年ぶりのマイナスに転じた。
景気悪化で税収が大幅に落ち込む上、小泉首相の公約通りに新規国債の発行額を30兆円にとどめたため、構造改革路線を優先した超緊縮の「デフレ予算」となった。このため、税収不足を補う目的で、特別会計からの一時借り入れなどの「隠れ借金」も駆使された。
また、国債発行額30兆円のうち、財務省原案では未確定だった赤字国債額は23兆2100億円を占めることが判明した。
政府はこの予算案を年明けの通常国会に提出し、早期成立を目指す。
(12月24日10:36)