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12/22 17:03 含み損6兆3200億円 9月末の郵貯・簡保資金 経済12
共同
総務省は二十二日、信託銀行に委託運用している郵便貯金、簡易
保険の資金が、今年九月末現在で計約六兆三千二百億円の評価損に
なっていると発表した。株式市場の低迷が原因で、三月末時点に比
べ約二兆四千六百億円も含み損が増えた。
簡保資金のうち委託分の評価損は九月末で約四兆六千七百億円、
郵貯資金では約一兆六千五百億円だった。そのうち保有している国
内外の株式だけでみると、簡保は約四兆七千四百億円、郵貯は約一
兆八千六百億円のマイナスとなった。
ただ、国内債券など同省が直接運用している分も含めると郵貯、
簡保資金全体では約六兆七千億円の含み益となっている。
総務省は郵貯、簡保の計約二百兆円の資金を市場で運用しており
、株式などリスクの高い投資は信託銀行に委託して実施。「運用は
中長期の分散投資計画に基づき、十分リスク管理している」(郵政
企画管理局)と説明している。
だが本年度から郵貯資金の全額自主運用が始まったほか、二○○
三年には企業的経営を取り入れた郵政公社への移行が決まっている
。弾力的な資金運用が必要となる可能性もあり、含み損の拡大防止
に向け、より厳格なリスク管理を求める声が高まりそうだ。
(了) 011222 1702
[2001-12-22-17:03]