★阿修羅♪ 国家破産5 ★阿修羅♪ |
民事再生法の適用を申請した寿屋は22日、熊本県益城町で債権者説明会を開き、全国から参加した取引業者約2100社、4600人に申請の経緯や債務支払い方法を説明、取引継続を求めた。債権者からは経営の見通しや責任を問う声が上がった。
会社側は(1)申請前日の18日までの債務は支払いが停止され、30万円を超す債務は再建計画に沿って返済し、それ以下の少額債務は準備でき次第払う(2)19日以降の取引は10日ごとに帳簿を締め、その10日後に現金で払う――と説明した。
説明会は報道陣に非公開だった。経営責任を問う声に須藤和徳社長は「再生法の手続きは現体制で進め、後を託す経営体制を早期に作りたい」と答えたという。債権カット率や支援先の見通しなどは示されなかった。
先行きが見えないままの説明会に、途中で退席する業者も目立った。福岡市の業者(46)は「形式的な説明しかなく、会社側の都合しか感じられない」と憤った。 【姜弘修】
[毎日新聞12月22日] ( 2001-12-22-20:35 )