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12/11 16:56 地方債と預金の相殺を検討 北九州市がペイオフ対策 内政28
共同
北九州市は十一日、ペイオフ(預金払戻限度額に上限を設ける措
置)の二○○二年四月の解禁に備え、金融機関が破たんした場合に
自治体として預金を保護するための対策案を中間発表した。
対策案では、銀行破たん時の預金と地方債による借入金債務の相
殺を金融機関に約束させておくことを検討。払い戻されない預金に
ついては、借入金債務と相殺することで、公金の損失を食い止めた
いとしている。
また、預金に替えて、元本や利息保証がある国債や政府保証債を
購入し、債券運用の枠を拡大。五月末に偏っている市債発行を年間
を通じて平準化し、預金残高を一定にすることでリスクも平準化す
る。
同市は二○○一年九月現在で、千六十一億円の預金を保有してい
る。
地方自治体は金融機関に税金や各種基金などを預金する一方、地
方債などの借り入れ(債務)も多く、金融機関の破たん時には預金
が保護されず、債務だけが残る事態も想定される。このため総務省
の有識者による研究会も今年三月に対策案を発表していた。
(了) 011211 1654
[2001-12-11-16:56]