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第二地方銀行協会が20日に発表した第二地銀54行の2001年9月中間期決算は、603億円の最終赤字となった。最終赤字は5年連続。不良債権の処理損失が前年同期比18.6%増加の1991億円にのぼったほか、株式の評価損などにより658億円の損失を計上した。54行平均の自己資本比率は前年同期より0.29ポイント下がり、7.91%に低下した。
第二地銀54行(事業譲渡後の営業期間が1年未満の東京スター銀行と関西さわやか銀行を除く)のうち、中間決算が最終赤字となったのは東和銀行や福岡シティ銀行など11行。第二地銀全体でも不良債権処理損失が本業のもうけを示す業務純益を上回った。取引先企業の業況悪化や自己査定を厳格にしたことで、不良債権額は3兆8998億円と、前年同期に比べ11.9%増加した。