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(回答先: Re: 慎太郎ホテル税にラブホが悲鳴?「客が少ないのに…」Wパンチ(ZAKZAK) 投稿者 tomo 日時 2001 年 12 月 19 日 18:38:58)
tomoさんが言われているように、消費税を内税化することは景気刺激策として有効なものです。
それは、表示価格が9,800円で売られている商品が、そのまま税込みで9,800円に移行する可能性が大きいからです。
今は、表示価格9,800円であれば、支払い時に+5%の490円を徴収されます。
内税化されたから、10,290円という値付けをするという業者は少ないでしょう。
消費税が名前と違って付加価値税であることから言っても、内税がまもとな税制です。
消費税であれば、最終消費者に販売する人だけが、税金を徴収すればいいのです。
業者は、さらなるデフレ要因となるので内税に反対するでしょうが、“消費意欲”のアップにつながり、業者にもいい結果をもたらします。
それにより、“国際競争力”も強化されるでしょうしね。
まもなく(3年くらいで)消費税が10%に引き上げられると見ていますので、外税のまま10%になったりしたら、“消費意欲”が沈没してしまいます。
1万円の値札を見て、「消費税が千円か...」と考える事態を想像してみてください。
ヨーロッパが15%や20%という付加価値税をかけていてもそれなりに経済社会をもたせているのは、内税だからです。
ヨーロッパに行った日本人などEU外の人が、還付金の大きさでその税率の高さを初めて実感するという制度になっています。
業者にはコストダウン努力や財務処理の変更などコストもかかりますが、消費に対する心理的な壁を取り払う内税化は、経済全体で見たとき有効な景気刺激策で、それは各業者にも跳ね返ってくる話です。