自民、民主、自由、保守の各党議員で構成する「朝銀問題を考える超党派の会」(中山利生会長)が発足した。19日午前の初会合では、朝銀近畿信用組合など朝銀系信組で相次いでいる刑事事件に関連して(1)架空口座や借名口座の実態を明らかにするまで公的資金の注入は認めない(2)警察による徹底捜査を求める――ことを決めた。年内にも首相官邸や金融庁、警察庁に申し入れる。金融機関の破たん処理に関する預金保険法の見直しも検討する方針だ。
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