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九州のスーパー最大手で経営再建中の寿屋は自主再建を断念し19日午前、熊本地裁に民事再生法の適用を申請する。連結有利子負債は8月中間期末で1689億円。ここ数年合理化策を進めたが業績が回復せず、経営支援先として名乗りをあげていた九州の同業大手、サンリブ(北九州市)との提携交渉も不調に終わり、資金繰りが行き詰まった。主取引銀行である西日本銀行など各金融機関も支援継続は難しいと判断した。
同社は今年2月期決算で連結で67億円強の債務超過に転落。これを受けて今春、西日本銀行への金利減免要請や200人の希望退職者募集などを柱とする再生計画をスタートさせたが、業績は回復せず8月中間決算(連結ベース)の最終損益は81億4400万円の赤字。債務超過額も148億円に膨らんだ。
9月からはサンリブ傘下での再建を模索したが、交渉は進展せず事実上打ち切りとなった。金融機関からの追加支援も期待できず、資金繰りが一段と悪化していた。18日に予定していた冬季賞与の支給も繰り延べた。