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(回答先: 「円安招いても金融緩和を」IMF、日銀に注文〔読売新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 12 月 19 日 00:46:15)
【ワシントン18日=吉次弘志】
国際通貨基金(IMF)は18日、足元の経済情勢を反映した世界経済見通しの改定値を発表、日本の実質国内総生産(GDP)成長率をマイナス年0.4%と11月段階に比べて0.5ポイント上方修正した。ただ2001年、2002年と2年連続のマイナス成長であることに変化はなく、IMFは「円安になったとしてもデフレ対策のためのより大胆な金融政策が必要」と指摘している。
IMFは日本の成長率を上方修正した理由を明確にしていない。ただ「2年連続のマイナス成長」には強い懸念を表明しており、「米経済やアジア経済などの不透明性が高いことから2002年は下方修正のリスクがある」と警告した。
不良債権処理や企業のリストラなどを課題としたうえで、構造改革に伴う痛みを中和する経済政策の重要性を指摘。具体的には「デフレを収束させる日銀の明確な政策関与」と「構造改革を後押しするための財政刺激策」が必要としている。日銀の金融緩和に関連して「円安」に言及した。