★阿修羅♪ 国家破産5 ★阿修羅♪ |
「国民生活の深刻な状況を見ないで、自分の庭先だけきれいにしようとしているのではないか。悪い大蔵省がまた出てきた」。自民党の野中広務元幹事長は17日、北海道旭川市内で講演し、景気の悪化を顧みずに財政健全化に専心しているとして財務省(旧大蔵省)を厳しく批判した。野中氏は橋本龍太郎元首相が在任中「景気があんなに深刻だと財政当局から報告を受けていなかったために、消費税の2%アップに踏み切った」と強調。現在の小泉純一郎首相の下で財務省は「高い支持率に寄りかかって、またこの機会にと振り付けをしだしたのではないか」と述べ、再び緊縮財政路線を走ろうとしていると非難した。
首相には「今、日本経済が破たんして再び立ち上がるのは困難だ。小泉改革もアナウンスなき政策転換をやってもらわなくてはならない」と述べ、構造改革の目標は引き続き掲げながらも景気回復に軸足を移していくよう求めた。