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塩川財務相は、株価が低迷していることについて、非常に心配しており、各方面と早急に検討をしたい、との考えを示した。
臨時閣議後の会見で述べたもの。
16日の東京株式市場で、TOPIXがバブル後最安値を更新したことに関して、塩川財務相は、「株価が低迷していることは、非常に心配している。3月決算を控え、是非挽回して欲しいという気持ちが強い」と述べた。
そのうえで、「どういうことをすればよいかということを、各方面と急いで検討したいと思っている」と述べた。塩川財務相は、現状、具体的な考えはないとし、「金庫株や銀行の持ち合い株などの枠組み発足との関連をどうしていくかも、ひとつのテーマになる。何か、証券界に活性力を入れることがないか、業界とも一度相談したいと思っている」と語った。
16日の月例経済報告に関する関係閣僚会議のなかで、麻生自民党政調会長が金融政策の限界に触れ、財政出動への期待感を示したことに関して、塩川財務相は、「麻生政調会長の言うことは良く分かる」としながらも、「できたらやりたいが、財政資金をどうするか。即効性があり、有効的な分野にどういう投資をするかというこを、十分検討させたもらいたい」と慎重な姿勢を示した。
今夕の政府税制調査会総会からスタートする税制の抜本改革議論について、塩川財務相は、「期間を区切らず、硬軟合い混ぜて議論してもらいたいと述べた。
また、「政府税調が国民との対話を重ねる機会を作りたい。説明するというよりも、意見を聞くということで、国民と接点を持つということは重要だ。焦点は直接税の空洞化問題であり、負担と給付の関係をどう考えるかが大きなテーマだ。これは、直接、国民の生活や感情に影響があるため、テーマとして取り上げたらどうか」と述べ、タウンミーティングのような形式を導入できないか、という考えを示した。