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12月17日(月曜日)
先週末、塩川財務相が急激な円安をけん制するようなコメントを発したことから、朝方はその警戒感からドル買いに動く向きが少なかった(ショートから入った向きもある)。そこで、黒田財務官が登場。「円安のスピードは速いが別に心配はしていない」「円はまだ修正過程にある」などと円安歓迎を謳った確信犯的な発言を放った。すると、一気に円売りが加速、127円台後半のオファーもすんなりとこなし、128円手前まで上伸してきた。同水準で一旦は上値をキャップされているが、足許でもドルビッド気味で推移している。なお、ユーロ・円は先週末に引き続き、年初来高値を更新してきた。