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竹中平蔵経済財政担当相は16日、1月の月例経済報告を関係閣僚会議に提出した。景気の基調判断は、個人消費が低迷し雇用情勢が依然厳しいことなどから、昨年12月報告の「悪化を続けている」を据え置いた。個別項目では輸出について前月の「減少している」を「下げ止まりの兆しがみられる」へと上方修正し、政府が望む輸出主導型の景気回復のシナリオが動きだした可能性を指摘した。全体では、先行きの懸念材料として世界経済の同時減速を引き続き挙げるなど、厳しい見方を変えていない。