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巨額の負債処理を目指す大手スーパー、ダイエーとUFJ(三和、東海が合併)、三井住友、富士の主力3銀行が協議していたダイエーの「新再建3カ年計画」の概要が16日、固まった。約3000億円のダイエー向け債権を優先株に振り替える債務の株式化とともに、3行が昨年引き受けた優先株1200億円のすべてを減資する合計約4200億円の金融支援が柱。ダイエーはグループの有利子負債約2兆3000億円(昨年8月末)を、金融支援と資産売却などにより、3年後の2005年2月末までに、カード会社のダイエーオーエムシーの負債を除き約1兆円に削減する。当初支援の有力な方式と目された債権放棄は行わない方針。主力行の一部には普通株を含めた減資を求める声もあるため、今後最終調整したうえで週内にも新計画を発表する。