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【ロンドン16日=共同】
16日付の英紙インディペンデント日曜版は、ウサマ・ビンラーディン氏のテロ組織アルカーイダがロンドンの金融街シティーを狙った大規模な爆弾テロ計画の詳細なメモが見つかったと報じた。
メモは、アフガニスタン東部カンダハルにあったテロリストの隠れ家から発見された。英語とアラビア語で書かれ、82ページにわたってテロ計画が記されている。ロンドンを狙ったテロ計画の具体的な証拠が見つかったのは初めてという。
メモによると、テロリストは車に大量の爆薬を仕掛けてシティー中心部に止め、遠隔操作で爆発させる計画だった。メモには爆薬の仕掛け方や車を止める場所、爆破方法などが詳しく解説されていた。
テロを実行する日時は明記されておらず、一連のテロ計画の一環か、単なる“予行演習”として計画されたものかは明らかでない。
メモにはシティーのほか、大陸との交通の拠点でユーロスターの発着駅であるウォータールー駅を狙った爆弾テロの計画も書かれていたという。