投稿者 sanetomi 日時 2001 年 12 月 08 日 01:19:53:
群馬県の小寺弘之知事は七日、県民参加型のミニ公募債「愛県債」を来年三月から発行することを、県議会十二月
定例会で明らかにした。使用目的を明確にした上で、県民から直接資金を調達するもので、全国で初めての試み。景気
低迷による県税収入の落ち込みや、国の歳出見直しに伴う地方交付税の交付額減少が見込まれる中、県財政再建に
県民の力を導入する方法に関心が集まりそうだ。
県議会一般質問で、腰塚誠氏(自民)の来年度当初予算の編成に関する質問に答えた。
県によると、従来の県債は金融機関から資金調達していた。今回導入する「愛県債」は県民から資金を調達する際、
県立病院の整備など使用目的を明確にしたり、国債を上回る金利を設定するなど投資意欲を喚起するものにしたいとし
ている。