投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 12 月 07 日 20:00:32:
(回答先: アルゼンチン経済財政相、IMFと協議へ=融資問題で【サンパウロ6日時事】 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 12 月 07 日 11:32:53)
12/07 09:50 カバロ氏がIMFと協議へ デフォルト回避で 外経32
【リオデジャネイロ6日共同】アルゼンチンのカバロ経済財政相
は六日、債務不履行(デフォルト)の回避について、国際通貨基金
(IMF)と協議するため訪米すると表明した。年内の追加融資の
実行を要請するが、IMFにはカバロ氏の政策への不信が根深く、
交渉は難航しそうだ。
経済相は同日夜に出発、七日から交渉に入る。
同国の債務の十二月の支払期限は十四―十九日に訪れるが、今年
八月にIMFと合意した追加融資のうち今月分の十三億ドル(約千
六百二十億円)の支援が実行されないと、世界銀行などの融資約五
十億ドルも凍結されたままとなり、資金繰りが厳しくなる。
このためアルゼンチン政府は、支援凍結の場合には中央銀行の外
貨準備の取り崩しや、民間の年金基金への国債割り当てといった緊
急避難の対策も検討している。
IMFは、同国が財政赤字削減の目標を達成できず、月次ベース
で赤字をゼロに抑える政策も効果を挙げていないことから、融資の
実行には慎重だ。また、預金引き出し制限などの緊急対策について
、IMFに事前連絡がなかったことも不信を募らせた。
一方、米財務省などには、財政規律だけで支援の判断をすべきで
はないとして、IMFに政治的な判断を求める声もある。
(了) 011207 0950
[2001-12-07-09:50]