投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 12 月 07 日 12:53:12:
(回答先: 琴電が民事再生法申請 私鉄で初、営業は継続(共同通信) 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 12 月 07 日 12:49:23)
高松琴平電気鉄道(高松市)は7日午前、民事再生法の適用を高松地裁に申請、受理された。グループ全体の負債総額は5百億円前後に上るとみられる。私鉄で法的整理に入るのは初めてという。
国土交通省によると、第三セクターを除く私鉄で法的整理に入るのは初めてという。電車、バスの営業は継続する。
法的手続きのもとで、有利子負債の圧縮や経営合理化を進め、地域の公共交通機関として再生を目指したい考え。しかし、香川県や沿線自治体、地元経済界の支援姿勢は必ずしも明確でなく、住民の生活に影響が出る恐れもある。
琴電は十月末に再建基本計画案を策定。取引銀行十二行に対し総額百五十一億円の債権放棄を要請するなど自力再建の道を模索したが、不調に終わった。
バブル期に計画した駅ビル建設で借入金が拡大。今年一月にはグループの百貨店、コトデンそごうが破たんして琴電の有利子負債は三百二十八億円に膨らみ、自力再建が困難になっていた。コトデンバスも利用客が伸びず、大幅な債務超過だった。
香川県の私鉄三社が合併して一九四三年に琴電を設立。同県内で三路線六十キロの鉄道を運営し、一日平均で約四万人が利用している。