投稿者 sanetomi 日時 2001 年 11 月 12 日 22:14:41:
金融庁の森昭治長官は12日の記者会見で、金融再生法が施行
された1998年10月以降の約3年間で、破たんや合併により、信用金庫が施行前の400から366に、信用組合が342から274に大幅に減少したことを明らかにした。
金融庁は来年4月のペイオフ解禁に向け、再編を通じた信金、信組の経営基盤の強化を図る方針で、金融庁の検査で不良債権処理の追加を迫られるケースも目立っている。
信金は、金融機関の破たん処理策を盛り込んだ同法施行の98年10月23日以降、破たんが12、合併での減少が22で、現在366だが、うち3信金は破たんを公表している。
信組は破たんが46、合併が22で、同法施行前の342から、現在は274(うち43は破たん公表)となっている。 (了)