投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 12 月 06 日 15:52:52:
小泉首相は、準大手ゼネコンの青木建設 <1886> が民事再生法の適用を申請するとの報道について、順調に不良債権処理が進んでいることの表われだ、との認識を示した。
内閣記者会のインタビューに答えたもの。
首相は、青木建設について、「金融危機、金融システムの破たんが起きないかぎり見守りたい。順調に不良債権処理、構造改革が進んでいることの表われだと思う」と述べた。
昨日、麻生政調会長が金融機関のペイオフ解禁の時期を2年遅らせることを含んだ提言を出したことに関連し、”ペイオフ解禁について来年4月から実施する考えに変わりはないか”との質問に対し、首相は、「そうだ。かわらない」と答えた。
一方、税制について、”連結納税制度の導入などに伴い、税収減が予想されるなか、来年度に何らかの増税を考えるか”との質問に対し、首相は、「特別な増税は考えていない」と述べた。
また首相は、2003年度の税制改正から、経済財政諮問会議でも税制を検討する考えを示した。そのうえで、「税制改革は構造改革の大きな柱だ。(平成)15年度からの抜本的税制改正に向けて、来年早々に、できれば2月あたりからじっくりと税制改革の方針を考えたい」との考えを初めて示した。
税制改正の議論を行うえで、自民党税調、政府税調、経済財政諮問機関の関係については、「協力してやればいい」と述べた。
内閣改造については、「年末年始に内閣改造を、との要望があることは知っているが、私は、現在の大臣がしっかりやってくれる限り、変える考えはない」と語った。
★順調に国家破産が進行しつつあるあらわれ、としか思えないが。