投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 12 月 06 日 07:02:27:
【ニューヨーク5日=三反園哲治】
プライスウォーターハウス・クーパースなど世界五大会計事務所は4日、エンロンの経営破たんを受け、財務情報の開示や会計基準の問題解決に共同で取り組むとの声明を発表した。五大事務所にはエンロンの会計監査を担当していたアンダーセンのほか、アーンスト・アンド・ヤング、KPMG、デロイト・トウシュを含む。
エンロンは10月に不透明な簿外金融取引の失敗が表面化した後、短期間で経営破たんに追い込まれただけに、情報開示や会計監査に対する不信が市場で高くなっていた。声明によると、特別目的会社との取引の開示基準やエネルギー取引などでの市場リスクに関する開示基準を改善するよう、具体的な提案を年内にも米証券取引委員会(SEC)に出すという。