投稿者 kane 日時 2001 年 12 月 05 日 12:02:28:
[ニューヨーク 4日 ロイター] 米経済研究所のエコノミック・サイクル・リサーチ・インスティテュート(ECRI)は、第3・四半期にリセッション(景気後退)に陥ったと広くみられている 日本経済について、過去最悪の不況に向かいつつある可能性がある、との見解を示した。
ECRIはリポートを発表し、1950年代までさかのぼった複数のデータに基づく日本経済の循環指標が9月に急低下し、国内総生産(GDP)が大幅に悪化し、1974−75年のリセッションよりも深刻な状況に陥る可能性を示唆している、と指摘した。
日本の7−9月期GDP統計は7日に発表を予定しているが、過去10年間で4度目のリセッション入りが確認されることが確実視されている。
ECRIのマネジングディレクター、Lakshman Achuthan氏は、「日本史上最悪のリセッションが話題になっている。これは予想に過ぎない。これが正しいかどうかを把握できるようになるには数年かかる」と述べた。