投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 12 月 03 日 19:57:10:
金融庁の森昭治長官は3日の記者会見で、UBSウォーバーグ証券が先月30日に東証一部に上場した電通の株取引で入力ミスにより大量の売り注文を出したことについて「ディーラー個人が二重にミスをしたことが原因」と述べた。森長官は「とんでもないことが起きた」と市場に混乱を招いたことを厳しく批判。行政処分も視野に入れ、同証券から詳しい事情を聴取する方針を示した。UBS証券のディーラーが「61万円で16株」の売り注文を、東京証券取引所の売買システムの端末機に「16円で61万株」と入力ミスした。さらに、このディーラーは、売買単位の100倍以上の注文を出すと発する警告アラームも無視し、取引を継続した。森長官は、同証券が東証に対し「本人の勘違いとアラーム無視が原因」と報告したことを明らかにした上で「(東証のシステムには)取引の間違いを防止するためのインフラは整備されている」とした。