投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 11 月 12 日 16:42:49:
損害保険最大手の東京海上火災保険は12日、アメリカのネット証券最大手のチャールズ・シュワブと合弁で日本市場で行っていたネット証券事業から撤退する方向で検討を始めた。金融業の規制緩和を受けて、2000年春に新規参入したが、長引く景気低迷に伴うネット証券市場の伸び悩みで苦戦、早期撤退を決断する。
撤退する方針となったのは、シュワブ東京海上証券(本社・東京、資本金72億5000万円)。東京海上とシュワブのほか、東京三菱銀行、三菱信託銀行や明治生命も出資して、99年9月に設立され、昨春から、インターネットや電話を通じた株取引を中心に事業を展開してきた。しかし、2001年3月期の税引き後利益は26億円の赤字になるなど、思うような業績を上げられていない。
現在、口座数は約9000、預かり資産は約180億円(共に2001年9月末)。年内いっぱいを期限に最終決断する。
(11月12日14:57)