投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 11 月 30 日 20:08:33:
日銀は、2001年度中間決算を発表した。
総資産は、量的緩和の実施で金融市場に潤沢な資金供給を行ったことから、国債や買入手形を中心に増加し、前年同期比35.5%増の115兆6155億円となった。現先取引や国債借入オペの会計処理方針の変更も、バランスシートの規模を拡大させる要因となったという。
一方、負債サイドでは、発行銀行券のほか、売現先勘定、預金、政府預金を中心に同36.1%増の112兆4891億円となった。
損益状況では、経常利益が同3.3倍の8244億円となった。これは、外国為替関係損益が、損益の円換算に用いる外国為替相場の円安化に伴い前年同期の2176億円の損失から、3601億円の利益となったため。当期剰余金は、同2.0倍の7946億円となった。