投稿者 sanetomi 日時 2001 年 11 月 30 日 16:13:05:
30日付の米紙ウォールストリート・ジャーナルは事情に詳しい複数の関係者の話として、米証券大手メリルリンチが、同社の身売りまたは合併について、ほかの金融機関に打診していたと伝えた。
同紙によると、オニール氏が社長に起用される数週間前の今夏、コマンスキー最高経営責任者(CEO)はゴールドマン・サックス・グループやドイツ銀行、バンク・オブ・アメリカ(BOA)に、メリルの身売りまたは合併計画を持ちかけていた。
メリルはその後、BOAと協議を再開したが、市場価格が約45ドルだったメリル株について、約85ドルの売却価格を提示したために交渉は決裂したとのうわさが、最近ウォール街で流れたという。
オニール社長が主導する最近の経費削減策は、身売りに向けた準備とも受け取れると同紙は指摘。メリル、ドイツ銀行、ゴールドマン・サックス、BOAは、論評を控えている。