投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 11 月 30 日 14:27:32:
(回答先: 米議会、エンロン問題を調査〔日本経済新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 11 月 30 日 13:12:29)
【シカゴ29日=千葉研】
米総合エネルギー会社のエンロンは29日、前日午前から中断していた電力や天然ガスなどのインターネット取引、「エンロン・オンライン」を再開したことを明らかにした。ただ、取扱高の減少は必至。エンロンは29日、株主配当停止の検討に入るなど資金繰りの苦しい状態が続いている。
再開したのは北米市場でのエネルギー、産業素材や、欧州市場での非鉄金属などの電子商取引。エンロンは値付け業者として取引を仲介している。エンロンは卸売り取引の約6割をインターネット上で処理しており、エンロン・オンラインは卸売事業を支える中枢システム。2000年の取引高は55万件、3300億ドルにのぼった。
同社は「エンロン・オンラインをやめる予定はない」としているが、同時に、取引参加者に対して「個々の取引状況やエンロンの信用状態を注意深くみたうえで取引を実施するよう」呼びかけている。ダイナジーがエンロン買収を破棄し、エンロンが米連邦破産法の適用申請を視野に入れていると伝えられるため、取引参加者や取扱高は急減しているもようだ。